着色の方法
着色や乾きの速い塗料を塗る時の方法です。
例に挙げた写真は仕上げ塗り(OP)
を待つばかりの玄関ドアーですが、
最近はこの手の着色仕上げの仕事が少なくなったので強引とは思いますが
これを例に説明いたします。
先ずは建具を部材ごとに分けます。
それに沿って写真の様にテープを貼ります。
この時注意しなくてはならないのは、縦のラインのテープを先に貼ると言う事です。
右から左にいっきに着色していきましょう。
テープ養生してあるので、何もためらう事はありません。
上下の枠内の着色が終った所で、
横のテープを剥がします。
下の枠内は終っていませんが、
終ったと言う事にして下さい。
上の板から順番通り塗って行きます。   
それが終った所で縦のテープを剥がします。
両側の板を塗り下ろし、
大手を塗れば終わりです。
写真ではドアノブ廻りを先にダメ込んでいますが、着色の場合はダメコミは後からです。
例え刷毛でダメコミの稜線をぼかしたとしても、
吸い込みの強い木材などは
その跡がはっきりと出てしまう事があるからです。
「素人じゃあるまいし、テープなんか貼ってられるか!」
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
テープを貼ることによって生じる時間的ロスは、
ほんの1〜2分です。
それよりもテープを貼らなかった事による
時間的リスクを考えて見てください。
たぶんそれを手直しする手間は数十倍以上です。そしてその着色ムラを直した跡は
永久に消える事はありません。
見る人が見れば、解ってしまいます。



目次一覧へ
塚本塗装